・右下臼歯部のポジションと施術のポイント
・スムーズに行うポイント
・サクションで粘膜を吸ってしまう場合の対処法について
※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
◾️右下4-7頬側
[ポジション]
・術者:10〜11時(4番に進むにつれ11時よりに移動する)
・お顔の向き:軽く右側
[スムーズに行うためのポイント]
①先にハンドピースを入れて粘膜を広げてから、サクションを挿入する
→舌や粘膜を吸引しにくくなる
②7番の遠心を行う時にはサクションを右上に引き上げる
→右上に引き上げることで7番遠心を目視しやすくなる
[レスト]
・口腔外レスト
[操作方法]
・7番→4番へ進めていく
・角化歯肉が少ない場合はノズルを歯冠側に向けて噴射する
・ノズルの先端を歯面から5~10mm程度離し、2秒以上同じところに噴射しない
・7番が終わったらサクションを右下方向へ下げる
・4番は口を少し閉じ気味すると行いやすい
[粘膜を吸ってしまう場合]
・ロールワッテの上から広げることで粘膜の吸引を防ぐことができる
◾️右下4-7咬合面
[ポジション]
・術者:10~11時
・お顔の向き:軽く右側
[レスト]
・口腔外レスト
[操作方法]
・4番→7番へ進めていく
・咬合面の裂溝にパウダーがまんべんなく当たるようにノズルの角度を変えながら行う
◾️右下4-7舌側
[ポジション]
・術者:10~11時
しっかり右向きが難しい場合は、13時あたりで行ってもよい
・お顔の向き:頚椎などに問題がなければしっかりと右向き
[レスト]
・口腔外レスト
・小臼歯の遠心など、ノズルをしっかり回しこみたいところはオトガイあたりにレストを取る
[操作方法]
・サクションで舌を排除して7番→4番へ進めていく
◾️スプレー噴射機能
・水のみのスプレー噴射ができる機能があればスリーウェイシリンジに持ち替えずに口腔内洗浄ができる